四月一三日(火)
森田寛カメラマンによる「第2回
コザ・てるりん祭」写真館のvol.3。
ジョニー宜野湾さんが出てくれるとは思わなかった。元ハートビーツ。「県産品歌手」と自称して、近頃はウクレレの弾き語りも多い。ある日のコザで、挨拶を交わしているうちに「てるりん祭」出演が固まっていった。「一本道」「具志堅用高の唄」と、県内ヒットは多いが、この人も県外でもっと知られていい人だ。
第1回目から引き続き出演してくれた
西泊喜則(にしどまり・よしのり)さんは、会場近辺で飲んでる姿を普段でも見かける。でもコザの生まれではなくて、与那国島(
どなん)の久部良の出身だ(1962年生まれ)。
人頭税時代を象徴するあの「名所」、クブラバリの久部良。独自の文化を持つ与那国のシンガーだけに、
どなんの哀切を自分の声に取り込んで歌う。ちなみに島唄ブームの時に大ヒットした「風の
どなん」を歌った西泊茂昌は弟さん。
「
久場政行&園田エイサー臣下」とは、
SAVE THE CORALのライブCD『あんやんてぃんどぅ』のためにぼくが銘々させてもらったチーム名だけど、園田エイサー(青年会)のOB、現役らによって構成されている。中心になるのはBeats21にたびたび登場する
久場政行さん。彼(ゆっきー)のエイサーにおけるボーカルの味わい&グルーブ感は惚れ惚れする。セカンド・ボーカルは相棒の前粟蔵靖さん。太鼓は、今回はよなは徹の弟子でもあり園田エイサーでも踊る岡村祐介が担当した。岡村は「てるりん祭」のスタッフでもある。
amazon-CD『あんやんてぃんどう / 沖縄サンゴオールスターズ with ガレッジセール 』