四月一一日(日)
本日からこのコーナーで、
森田寛カメラマンによる「
第2回 コザ・てるりん祭」のショットを紹介する。森田さんは、
りんけんバンドを中心にずっと写真を撮り続けている人で「SAVE THE CORAL」や「第1回 てるりん祭」の写真も撮影してくれている。
今回、司会を担当してくれたのは藤木勇人さん。NHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」で全国的にブレイクした沖縄を代表する役者だが、元
りんけんバンド。「てるりん」こと
照屋林助の弟子筋でもある。現在は一人芝居〜落語もやる芸達者としても活躍している。
ひがよしひろさんは、てるりん祭実行委の中心的メンバーの一人。伝説の「沖縄フォーク村」出身で、現在もコザをベースにそのブルージーなノドを聞かせてくれている。サウスポー。
園田青年会(園田エイサー)のOBだってのもスゴい。
仲地のぶひでさんは、Beats21ではイラストレーターとして何度も紹介してきた。沖縄の自然をコンピューターも駆使しながら独自のタッチで描く。歌手としてはロマンチックな「山原や」が代表曲。山原(
やんばる)は、仲地さんの故郷である。絵と歌とがぴったりと融合するアーティストである。
ローリークックさんは、島唄からソウルまで幅広いセンスを吸収してきた人物。この人は本土でもっと評価されてもいい存在だと思う。かの普久原恒勇(ふくはら・つねお)さんの息子でもあり、4月4日のライブも「血は争えない」という言葉をふと思い起こさせる情熱的なステージだった。
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