八月十六日(土)
空を見上げれば夜が明けていた。
ご先祖を再びあの世へと送る十五日の
ウークイの儀礼を終えて、エイサーの
道ジュネーについてまわり、
園田の公民館へたどり着いた。それが深夜。エイサーのフィナーレが終わって、青年会の人たちと何だかんだと話をしていたらグッドモーニングになっていた。
故照屋林助さんの霊をあの世へと送る、家の前の儀式。立てかけられたサトウキビは、歩きやすいようにとの杖。お花のそばにある銀紙の中にはお供えの食べ物が少し入っており、無縁仏となり寂しい思いをしている霊のための、せめてものお土産
園田青年会のボーカル・セクション、地謡(じうてー)。マイクを持つ専門担当員がいる
可愛い女の子たちの手踊り。スピーカーから流れる地謡の歌三線と女性や男性たちの力強い掛け声が、すばらしいビートを生み出す
深夜の慰労会にて
汗だくの着物は、その夜のうちに洗濯します