「ライブ辺野古」
十月三十一日(水)
サルサのラリー・ハーロウの東京初日を見に行った。家に帰ってパソコンを触ったらソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんからメールが入っていた。十月二十三日に、中川さんたちのCDが出ると書いたんだけど、DVDだから、そこんとこ「夜露死苦!」とのメッセージだ。DVDの題名は『ライブ辺野古07』。発売は来年の1月を予定。ボーナスでシングル「辺野古節」が付くのだそうで、このシングルでは知花竜海君のリミックスも収録している。知花君はこれからの沖縄音楽で重要なカギをにぎっているんじゃないかと思う沖縄のミュージシャン。辺野古のイベントの主催者だった一人。カネをかき集めてイベントやって、歌をうたって、沖縄の平和に情熱を傾ける若者。
「しゃく」
十一月一日(木)
よなは徹さんのオフィスの担当者に電話をする。ちょっと前によなはさんと連絡を取って、十二月ごろに新譜が出ることを確認していたから、そろそろ資料関係が出来上がるだろうと思ってのことだった。今回のトオルCDは、沖縄以外の大物ゲストが何人か入っているそうで、期待をしながら、いつもの徹DVDで練習をはじめる。
エイサーでも結婚式なんかでもよく耳にする「固み節」は、クールに、ひたひたと盛り上がってくるリズムが、いいかんじ〜な歌なんだけど、ポイントの一つが「尺」の部分なのじゃ。れいのごとく、小指をうぅっっと伸ばして「しゃく」の位置を押えようとするわけだが、ためしに徹先生のお手本を聞いてみるとまったく違っていた! しろーとさんは、どうしても尺ポイントの手前で納得してしまうから、みなさん注意しませうと徹先生がおっしゃっているシロートさんとは、このワシのことだと知って、また(毎日のように)落ち込むのであった。