ニューヨーク・ラテン(サルサ)の代名詞とも言える
ファニア・レコード、その往年の写真を入手した。
ブーガルー時代のジョー・バターンから、世界へ羽ばたいた時代の
ファニア・オール・スターズまで…今から眺めると「濃い口」のストリート系の味わい。
R&B〜ソウルの懐かしさと同質のものが、ここにある。今回は、その第1回目(好評であれば何回でもやります by マンボラマTokyo)。
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ファニア・レコードの親分であるジョニー・パチェーコ(右)と、故
セリア・クルース! いつも凄いステージでした。コンガはジョニー・ロドリゲス。左端にちょっと見えてるのがパチェーコ・バンドのリード・シンガーだったエクトル・カサノバ。
60年代の
ファニアを支えた大ヒット・メイカー、ジョ・バターン。
ファニアの宣伝用ショットです。彼はその後、サルソウルを設立し、さらにビッグな存在に。
同じく60年代の、
ウィリー・コローンの「監獄ショット」。かっこいいー! その名も『オリジナル・ギャングスター』というコンピ・アルバムも今年の春(2007年)に出ます。
来場したラテン・マニアのみんなが泣いた
ウィリー・コローン、1987年の来日パンフレットです。ストリートの「実悪」で売った60年代から、こんなに落ち着いた人に。
苦虫をかみつぶしたようなボビー・バレンティーン。気難しそうですが、本当はいい人です。プエルトリコ・サルサのカナメとなった大人物。この人のベース&アレンジなくして、
ファニアは存在しなかった。
ファニア・オールスターズ! 文字通りのラテン・スターの大集合。セリア、パチェーコ、
エクトル・ラボー…この中の何人を言い当てられますか?