マンボラマTokyoの後援による
カルロス菅野のライブが、11月29日、渋谷のJZ Bratで行われた。
「プレイ・
カル・ジェイダー」と銘打たれたこのスペシャル・ナイトは、ラテン・リズムにバイブラフォンを組み合わせて一時代を築いたジェイダーのラテン・ジャズを今に甦らせようという企画だ。ゲストに
ウィリー・ナガサキ(ティンバーレス)。バイブは山口真由子という新人。彼女は本来は別ジャンルのプレイヤーだそうだが、カルロスが見込んでメンバーに入れたとのことで、彼の目に狂いはなく、なかなかのセンスを備えた女性だった。
選曲はもちろん
カル・ジェイダー、そして
モンゴ・サンタマリア、
ティト・プエンテ…と、クールに、しかし徐々にディープにAFROに盛り上がるという構成だ。
ただこんなに素晴らしい演奏なのに誰も踊り出さなかったのは、演奏の迫力にみんな気後れしたから? (でも拍手は凄かった!)
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カルロス菅野 play Cal Tjader ライブ 《マンボラマ No.2》
メンバー:奥山勝(pf)、コモブチ キイチロウ(b)、美座良彦(timb)、スティーブ・サックス(sax)、山口真由子(vib) 、
カルロス菅野(Perc)
ゲスト:
ウィリー・ナガサキ(perc)
(2006年11月29日)
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Carlos & Yamaguchi/Beats21 |
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Willie & Yosuke Kawamura/Beats21 |