ボンバ・レコードによる
エディ・パルミエリの代表作4枚シリーズ、その最後となるのが『プエルトリコ大学のライブ』(1971年/CD2枚組)だ。
サルサだけでなく、ジャズを含めたアメリカン・ポップのライブ・レコーディングとしては最高の内容を誇る1枚と言っていいだろう。
簡単なレコーディング・マシーンで録音された作品だけに、音質はバッチリとは言えないが、パルミエリ兄弟(ダブル・キーボード!)以下、イスマエル・キンターナ(ボーカル)、ニッキー・マレーロ(ティンバーレス)、アンディ・ゴンサーレス(ベース)といった名だたる凄腕がごっつん、リズムの鬼となってぼくらの身体を襲う。
「山へ行こう」「パ・ウェレ」「ムニェーカ」「ビロンゴ」「チョコレート・アイス・クリーム」など代表曲がずらり。
今回のCDリイシューは、初めてマスターテープから改めてリマスタリングされたもので、全曲ノーカット、音質は以前よりはるかにアップした。スタジオ録音にはない「ザ・モッド・シーン」も収録。
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『アット・ザ・ユニヴァーシティ・オブ・プエルト・リコ/エディ・パルミエリ』(紙ジャケット仕様)