守りもいやがる 盆から先にゃ 雪もちらつくし 子も泣くし
盆がきたとて なにうれしかろ
帷子はなし 帯はなし
この子よう泣く
守りをばいじる
守りも一日 やせるやら
はよもゆきたや この
在所こえて むこうに見えるは
親のうち
むこうに見えるは
親のうち
むこうに見えるは
親のうち
フォーク・グループ「
赤い鳥」がヒットさせた「
竹田の子守唄」は、フォーク・ブームが生んだ名曲の一つでした。
赤い鳥は兵庫県で結成された男女混成の5人組で、60年代の末にデビューし、いちやく関西を代表するグループとなりました。彼らはURCという今でいうインディーズの草分けのようなレコード会社でこの歌を初めて録音しています。その後、大手に移って新たにうたい直したシングル盤が爆発的なヒットになりました。このシングルはA面が「
竹田の子守唄」でもう一方のB面が、のちに日本サッカーの応援歌ともなる「翼をください」ですから
贅沢な作品でした(写真)。