現代沖縄のトップ・バンドとして活躍する「
りんけんバンド」の、通算12枚目となるオリジナル・アルバム『織りなす日々』(りんけんレコード)が、2001月11月21日に発売される。
このアルバムは2000年に、ダブル・アルバムとして発売が予定されていたものだが、結果的としてCD1枚・12曲入り(初回プレスは13曲入り)となった。
その間、リーダーの照屋林賢はミュージシャンだけでなく、沖縄の文化・経済全般においてもますます多忙な毎日を過ごすような立場となり、またバンドからは右腕的な存在だったドラマーの上地一成と、ボーカルの大川豊治がバンドから抜けた。
ニュー・アルバム『織りなる日々』は、そういう意味で、バンドがこれからどのように進むのかが注目されていた作品だった。
『織りなす日々』は、
名嘉睦稔(作詞)と作曲の照屋林賢のコンビが、これまで以上に密接な関係を見せたアルバムである。
上原知子のボーカルによる1曲目のタイトル・ソングをはじめとして、「1,2,3,4」(作詞・桑江良美)、「ちゃーがなエイサー」(作詞・林賢)を除き、すべてが同コンビの作品である。