BEES MAKE HONEY / Back on Track
CD \2299
この2枚組アルバムは『Live 1976』と『Studio Takes 1972-5』全27曲で構成されていて入荷時は大感激でした。
最も無名で、最も素晴らしいグレート・パブ・ロック・バンド 、Bees Make Honey。
72年にアルバム『Music Every Night』1枚のみを残しだだけで終わってしまう。
アイルランド、ダブリンのパブ・バンドがロンドンへ! "Eggs Over Easy"がツアーに出ている間のケンティッシュタウン"タリー・ホ”で人気を得てBrinsleysと共にハウス・バンドとして活動する。Eggs, Brinsleys同様カントリー・ロック・テイストのサウンドに元々Jazz、R&BをプレイしていたBassのBarry Richardsonの影響が伺える大人のロック・サウンド(?)。オリジナル・アルバムのオープニングを飾るご機嫌なナンバー、ルイ・ジョーダンの名曲「Caledona、緩いカバー「Tequila Sunrise」、グレイトフル・デッドのカバー「One More Saturday Night」等のLive収録! 当時のパブでのご機嫌な演奏が浮かんできてついついビールをお代わりしたくなってしまうのは僕だけではないはず。
ブックレットには解説は少々ですが歌詞とお馴染みPete Frameのファミリー・ツリーが載っています。DrumのBob CeeはSupertrampへ、途中参加のMalclom Morleyはご存じHelp Yourselfを結成、Fran ByrneはAceへ、Ed DeanはFrankie Miller Bandへ、Willie FinlaysonとRod DemickはMeal Ticketを結成と豪華無名メンバーだったことがよくわかります。
(萩原)