「だるまやの、こんな音楽を聴いて欲しい!・1」
だるまや 萩原貴久、古川麻紀、吉岡英之
ANNETTE / The Best Of Annette
CD(中古) ¥1488
 アメリカン・ポップスの全盛期といわれている1950年代後半から60年代前半、この時期に数多くのティーンエイジ・アイドルが生まれ、ヒット・パレードを賑わせていました。そのヒット・パレードに華を添えていたのが「ジョニー・エンジェル」のシェリー・フェブレーや「涙のバースデー・パーティー」のレスリー・ゴーア、そしてこのアネットらに代表するティーンエイジ・ガール・シンガーではないでしょうか。
 アネットは55年ウォルト・ディズニーのミッキー・マウスTV番組にオリジナル・メンバーとして出演し57年本格的に歌手としてデビュー。その後、数々のポップ・ソングを発表しました。初のヒット曲「トール・ポール」や当時のボーイフレンド、ポール・アンカがプレゼントしたという「恋の汽車ポッポ」、大人顔負けの哀愁を漂わせてる「ロンリー・ギター」。そしてやはり彼女の代表作と言えば「パイナップル・プリンセス」でしょう! ハワイアン風をベースにしたとてもキャッチーでポップな曲に彼女のキュートな声がマッチした究極のポップ・ソングです!
 これらの曲はすべてこのアルバムに収録されています。彼女の唄ういつまでも色褪せないカラフルなキャンディー・ポップを是非お楽しみ下さい!(古川)
 
 
HENRY McCULLOUGH / Unfinished Business
CD ¥2899(当店独占入荷!)
 The Grease Band(Joe Cockerのバック・バンド)、 Wings等のメンバーで北アイルランド出身のギタリスト、シンガー。
 Paul McCartneyの名曲「My Love」での素晴らしい間奏のギター・ソロを耳にしたことがある方は多いはず。近年再評価高まるSSW-Earnie GrahamとのEire ApparentではJimi Hendrix、Pink Floyd、Amen Corner、The Move等とアメリカ・ツアーもしています。
 シングル「Failed Christian」(Nick Loweもカバー)に8曲の新作&Paul McCartney、Ronnie Lane、Frankie Miller、Bob Dylan、Fats Domino作品をカヴァー。
 地元の気の合う仲間と作り上げたグレート・アイリッシュ・ソウル・アルバム! 彼は今、最も充実した日々を送っているかもしれない。(萩原)
 
 
HOT CLUB COWTOWN / Hot Western
CD ¥2310
 1920年代後半、オクラホマ、テキサスなどのアメリカ南部でヒルビリー、ジャズ、ケイジャン、ブルース、ラグ・タイムなどの音楽が融合して生まれた音楽、ウェスタン・スウィング。カントリー&ウェスタンのルーツでもあるヒルビリーの発展型ともいえるこの音楽は後のロックンロールの原型と言えるでしょう。
 この何ともほがらかで心地良い音楽はウェスタン・スウィングの父ボブ・ウィルスの活躍によって次第に全米に広がって行きました。
 数多くのアーティストがそんな彼や彼の音楽に魅了され尊敬してやみません。そんなアーティストの1つがこのホット・クラブ・オブ・カウタウン! テキサスを拠点に活躍する彼らはギター、ベース、フィドルのシンプルなトリオ編成。この素朴さと彼らの超絶テクで見事に当時の雰囲気を醸し出しています。この作品はボブ・ウィルズの作品やブルー・グラス・スタンダード、トラディショナルなどすべての曲がカバー曲で、以前発売された作品からウェスタン・スウィング風の曲を集めた編集盤となっています。
 彼らのご機嫌な演奏を聴きながら古き良き時代のアメリカヘタイムトリップしてみてはいかがですか?(古川)
 
 
JAMES HUNTER / ...Believe What I Say
CD ¥2625
 Van Morrison、Doris Troyも参加のGroovin' R&Bアルバム96! Bobby Bland、Ray Charles、James Brown等のカバーも最高ですがオリジナルも超イケてます。
 91年から約3年間VanのツアーにGeorgie Fame等と共に同行しています。あるときはJHのバンドが前座を務めそこへVANが入りR&Bの名曲を演奏し、その後VanのBandに替わり、曲によってはJHが入るというショー内容。この模様の一部はVanの『Live In San Francisco』で聴くことができます。もちろんJHとのデュエット曲も有りグレート! 本格派British R&Bシンガーであること間違いなし。僕の友人はジャケット写真を見るまで黒人だと思いこんでいたほどです。ピーター・バラカン氏も大絶賛! つい先日もBo DiddleyのサポートやVanのGigにゲストとして出演! 来年にはNew Album『People Gonna Talk』のリリースが決まっています。初来日目前か?(萩原)
 
 
BONNIWELL MUSIC MACHINE / Beyond The Garage
CD ¥2,099

 MUSIC MACHINEの代表曲といえば「Talk Talk」、そして 1st Album『Turn On The Music Machine』は必聴ですが、それだけではありません。
 この『Beyond The Garage』には、1st Album 後のシングルや解散後発表された 2nd Album『Bonniwell Music Machine』の曲等が収録されています。Sean Bonniwell の感情むき出しのヴォーカルにファズ・ギター、オルガンが絡みかなりテンション高くこのCDから少なくとも数曲は名曲があります。
 当時のガレージ・バンドは、音はすごくても服装や髪型は割と地味というイメージがありますが、その点 MUSIC MACHINE は皮パンに手袋と全身黒ずくめでルックスも最高!
「ガレージではMUSIC MACHINEが一番好き」という人は多いはず。その後Seanは69年にソロ・アルバムをリリース。他のメンバーは 『Turn On...』のみの参加で脱退後、MILLENNIUM, SAGITTARIUSのメンバーとなり歴史的大名盤を残します。(吉岡)
だるまや HP:http://www.darumaya.to/
だるまやe-mail:darumaya3@yahoo.co.jp

( 2004/09/14 )

第4回「コザ・てるりん祭」を終えて 文・藤田正
音楽評論家・中村とうよう氏の投身自殺に寄せて:
博多でゴリゴリ、圧倒的なサンタナ・ナイト
「第3回 コザ・てるりん祭」 photo by 森田寛
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上々颱風LIVE「デビュー20周年記念!スペシャル」を観て
新企画 こんな音楽を聴いて欲しい!
* vol.1/Sep. 2004 *
 いったい、どんなCDを買えばいいのだろう。 
 そういう声をよく聞きます。CDショップにあふれる新譜から「この1枚」を見つけ出すのは、案外と難しいものです。
 Beats21の新企画「こんな音楽を聴いて欲しい!」は、音楽の中味を、もしかしたら一番に知っているはずの、全国のマジなCDショップからのホンネ メッセージを特集します。
 こんな視点が、こんな音楽があったのかと、面白く読んでください。
 特集に参加してくれたのは、金沢のレコード・ジャングルと、池袋のだるまや、二つの優良ショップです。ともに、音楽ファンが経営する良心的な店として知られています。

 紹介されているアルバムは購入することも可能。ただし枚数に限りがありますので、それぞれのショップに「Beats21で紹介されたもの」と明記の上、メールで問い合わせてください(本特集用の特別価格が設定されている場合があります)。販売価格は税込み。特記されたもの以外は、すべて新品です。
 支払い方法や送料などは、ショップそれぞれの方式にならいますので、詳細は各サイトをご覧下さい。 

レコード・ジャングル

だるまや
新企画 こんな音楽を聴いて欲しい!
 
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載2
 
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載3
 
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載4
 
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載5
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載6
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載7
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載8
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載9
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載10
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載11
こんな音楽を聴いて欲しい! 連載12
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