メソッドマンにテディ・ライリーが組んだ「パーティ」もスピード感あふれ、バカバカシいほどにオカシい。
注目の一人がキャンダイス・ラブ。ロドニー・ジャーキンズ・プロデュースによる「NO」は、デフ・ジャムが近い将来、彼女によって大ヒットを狙っている証拠でもあろう。
たしかに、ドスの効いたいい声をしている。
このほか、ドゥルー・ヒル、レッドマン、スヌープ・ドッグ、メイシー・グレイ&スリック・リックらそれぞれが佳曲を提供している。
これで初回プレス1980円(日本盤)なのだから、評判になるのは当然だろう。
女性ハードコア・ラッパー、フォクシー・ブラウンと組んだ宇多田ヒカルは、彼女がこのジャンルが大好きだということが了解できる程度(英語詞)。