God Father Of Soul、ジェイムズ・ブラウンさんが亡くなる
『Sex Machine』
 R&Bソウル、そしてヒップホップの時代と、1950年代から現在までアメリカのブラック・ミュージックの象徴として活躍してきたジェイムズ・ブラウンさんが亡くなった。
 12月24日、肺炎でアトランタの病院に移送されたものの、翌25日1時45分(現地時間)に死亡が確認されたという。
 死因は現時点では発表されていない。73歳だった。
 ブラウンさんは1933年、サウス・キャロライナ州の貧しい家庭に生まれ、1956年の「プリーズ・プリーズ・プリーズ」によって黒人スター・シンガーの仲間入りを果たした。その後、「セックス・マシーン」ほか多数のヒットを量産し、60年代にはアリサ・フランクリンと並ぶソウル・ミュージックの象徴的存在となった。
 その後、低迷期に入ったが、80年代には新世代のラップ〜ヒップホップの若者たちによって「我々の父」という認知を得て、再び人気がぶりかえした。
 麻薬禍、暴力事件ほかさまざまなトラブルを抱えた人物でもあったが、ファンク・ミュージックの確立や、「黒人の自立」を音楽で訴え続けたことのほか、多くの業績を遺した20世紀アメリカン・ブラック・ミュージックを代表する重要人物だった。

Beats21の電子書籍:『セックス・マシーンで踊りたかった 東京音楽通信1』藤田正著
amazon.co.jp-『Sex Machine/James Brown』(黄金期の1作)
 

( 2006/12/25 )

テックス・メックスの巨星、スティーブ・ジョーダンさん、逝く
本日の「第2回 コザ・てるりん祭」、雨天でも決行!
ママ・アフリカ、ミリアム・マケバさんが亡くなる
アイザック・ヘイズさん、65歳で亡くなる
炎天下の「海の日、サンゴの日」、無事終了!
「第2回船浮音祭り」は各地から400名を集めて大成功
不朽の名ベーシスト、カチャーオ・ロペスさんが亡くなる
「奄美の応援団」が発足:NHK紅白歌合戦に奄美の歌を出そう
今、全米で一番に知られているシンガーって誰よ…Kristen or Ashley Alexandra Dupre
live「島唄情け唄〜知名定男・大城美佐子 二人唄会」
ジェイムズ・ブラウン
60年代ソウルとオーティス・レディング
ミック・ジャガーらもテロ犠牲者チャリティ・イベントを開催
Otis Redding & His Orchestra"Live On The Sunset Strip"
正念場を迎えたホイットニー・ヒューストン
Soul Live in Africa:幻のフィルムが映画『ソウル・パワー』として公開
ボブ・マーリーの幻の録音、発掘!『ボブ・マーリーJADボックス』
アレサ・フランクリン(ソウル)
スカパラの才能を引き出した男--本根誠(Cutting Edge/Avex)
ゲロッパ(Get Up)、西田敏行! 病に負けるな
フェラ連続レビュー(2):『シャカラ/ロンドン・シーン』 
ソウルの帝王、ジェイムズ・ブラウンのセクハラ裁判は来年の1月に
横浜ローカルの国際性?『GALAXY/クレイジー・ケン・バンド』
The History Of James Brown:アメリカ音楽史とともにJBが歩んだ軌跡
発掘された故ジェフ・バックリーの『ライヴ・イン・フランス』
ブラック・ミュージックの祭典 in キンシャサ:映画『ソウル・パワー』公開
フェラ連続レビュー(3):アフロ・ソウル vs アフロ・ビート
God Father Of Soul、ジェイムズ・ブラウンさんが亡くなる
ジェイムズ・ブラウンが自己のセクハラ裁判で証人席に
アリサ・フランクリンが名誉毀損で5000万ドルの訴訟を起こす
表紙へ戻る