このたったの一日二日で、全米では一気に知られるようになった女性シンガーがいる。それがアシュレー・A・デュプリー。
白人の22歳。現在のヒップホップ・オリエンティッドなR&B「What We Want」を歌って…まぁ(プロ志望としては)そこそこの女性。
そんな女性が、なぜバカ知られるようになったのか。ご存知、買春騒動で辞任したスピッツァー・ニューヨーク前知事のお相手をしたのがこの人、源氏名・クリステン嬢だった。
彼女の歌は、ネット上で聞くことができる(2008年3月13日現在)。
自己紹介によれば、2004年、17歳で、DVほか問題ある家を出てニューヨークへやってきたのだそう。歌手を目指して、仲間たちと頑張ってきた…のだそう。彼女は、以下のようなことも書いてます…
I have abused drugs. I have been broke and homeless. But, I survived, on my own. I am here, in NY because of my music. It started when I moved in with a musician during my odyssey to New York. One day, I was in the shower singing “respect.” He and his lead guitarist burst in, had me repeat it and it started. We wrote, rehearsed and toured.
…すなわち、薬物やホームレスも経験し、で、ある日、シャワー・ルームで
アリサ・フランクリンの「リスペクト」を歌ってたら、彼氏から「すごい歌だ!」ってことになったのだそう。どこかで聞いたような逸話だけど、そんな彼女がどうして売春婦となったのかは…わかりません、歌を聞いて想像してみてください。
New York Timeseの記事「ドツボにはまった知事の、そのど真ん中にいた女(Woman at the Center of Governor’s Downfall)」:
http://www.nytimes.com/2008/03/13/nyregion/12cnd-kristen.html?_r=1&oref=slogin