ソウルの帝王、
ジェイムズ・ブラウンがセクハラ裁判で証人席に座り、訴えられている件について全面的に否定した(2002年2月5日)。
この訴えは2001年5月、かつての従業員だったLisa Agbalaya-Rossさんから起こされていたもの。彼女はオフィスでブラウンから性的な求めに応じるよう命じられ、これに対して不満を述べると解雇された主張している。
1月末からロサンゼルスで行なわれているこの裁判で、彼女は賠償金として200万ドルを要求している。しかしブラウン側は、彼女は有名人から手っ取り早く大金を稼ぐためにやっているのだと述べ、アグバラヤさんの訴えは、ありもしないセクハラをでっちあげた金ほしさにもとづく行動であると主張した。
またマリワナ臭い息を吐きながら、彼女のお尻を抱き寄せ、性的な行為にのぞもうとしたという彼女側の説明についても、証人席のブラウンは「私は誰にも触らないし、結婚している女性になぞ決して触れはしない。私は教会へ行く人間であり、(セクハラをするような)そんな時間もない」と語った。
結審は未定だが、現時点では両者どちらに軍配が上がるかまったく分からない状況にある。
(参照記事「ソウルの帝王、
ジェイムズ・ブラウンのセクハラ裁判は来年の1月に」)