沖縄の
宮古島方言(ミャークフツ)で歌うシンガー、
下地勇のセカンド・アルバムが完成した。
タイトルは『Nee』。宮古の言葉で、「根っこ」という意味だ。
サウンドは王道の洋楽、しかしそのリリックは「誰も聞いたことのない日本語」(!)という特異性も手伝って、本土でも徐々に注目されつつある下地だけに、時期もぴったりに新作の登場となった。
収録されているのは「ナカユクイ」「フーマンユー(豊満世)」など全13曲。宮古人からの視点から現代社会を憂い、懐かしい田舎・離島の生活を時にユーモアを込めてうたう。
ダウンタウン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を彷彿させる「アッガイタンディ
宮古島」(ライブ)などは、言葉がまったくわからずとも、みょーにおかしい。美しいラブ・バラード「秋風(あきかじ)」は、
下地勇の新境地だ。
2004年4月1日、沖縄先行発売。全国発売は5月22日から。
Amazon.co.jp−『Nee』
ツアー情報ほか(
下地勇公式サイト)
http://www.isamuword.com/frame.html