元SPEEDのリード・ボーカリストだった
hiroが、初めてのソロ・アルバム『BRILLIANT』をリリースする(2001年1月31日)。伊秩弘将とのコンビネーションは従来と同じだが、ずいぶん大人のアプローチへとボーカルが変化してきた。
収録曲は「Sweet Love」「LOVE WING」「STEP BY STEP」ほか全16曲。トラック1の「INTRO」と重なるように出てくる「Sweet Love」やタイトル曲「BRILLIANT」などにしても、少し前までの彼女の魅力だった「全力疾走」ではなく、お腹にエネルギーを蓄えつつ、低く声をコントロールしている。彼女は、現在のR&B的なアプローチにますます近づいているようだ。
これは最初のソロ・シングル「AS TIMES GOES BY」(99年)やセカンド「Bright Daylight」(2000年)などと比較してみると、彼女の急速な変化を聞き取ることができる(2曲ともアルバムに収録)。
小学生でデビューした
hiroは、この4月でようやく17歳になる。アルバム『BRILLIANT』は、彼女の最初の変節を記した作品となった。