沖縄のロック系ミュージシャンとして独自の活動を続ける
平安隆が、アコースティック・ギターの第一人者、
吉川忠英とアルバム『音遊び(うとあしび)』(リスペクト)を完成させた(2001年9月12日発売)。
「沖縄民謡ベスト・アコースティック・コレクション」と銘打った新作は、「花」「十九の春」など有名曲を取り上げた三線&ギターのインスト・アルバム。
二人に三線の魅力、ギター・サウンドの面白さを訊いた。
インタビュワー、藤田正(2001年8月10日)。(写真は、平安=左、と吉川の二人)
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----平安さん、近ごろ顔つきが変わってきましたね。穏やかになった。
平安「それ、よく言われるんですよ(笑い)。ぼくは昔、(
喜納昌吉の)チャンプルーズにいたわけですけど、その時はバンド以外で演奏してはいけなかったんです。それが今は、
吉川忠英さんたちと出来るようになった。これが大きいと思います」