ニューオーリンズの香り芳しいジョン・クレアリー『ピン・ユア・スピン』
Buffalo rec.
 ニューオーリンズを拠点に活動するジョン・クレアリーの新作『ピン・ユア・スピン』が発売された(日本盤はバッファロー・レコードから)。
 イギリス出身ながらディープ・サウスの味を出せるピアニスト/ボーカリストとして注目されている彼らしく、ニューオーリンズR&B〜ファンク、南部系ソウルを基調として締まった作品が並んでいる。
 クレアリーはエリック・クラプトンやディアンジェロウ、ウォルター・ウルフマン・ワシントンなどとの共演を経て、頭角を現してきた人物だ。ロンドンやニューオーリンズでの下積みを経て、94年に初めてのソロ・アルバム『Alligator Lips & Dirty Rice』を出した。
 本アルバムは彼にとって4枚目のアルバムで、ディープ・サウスのローカル・サウンドを愛してやまないクレアリーらしさが全編にあふれている。往年のソウルやサザン・ロックのファンなら、同じ時代を共有した「仲間」としてた共感を覚える人もいるはずだ。

amazon.co.jp-『Pin Your Spin/Jon Cleary And The Absolute Monster Gentleman』
 
 

( 2004/08/13 )

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ジョン・クレアリー
ニューオーリンズの香り芳しいジョン・クレアリー『ピン・ユア・スピン』
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