できるときにセックスすること:サルサの大歌手、15年ぶりの来日
Beats21
 ベネズエラが生んだ大歌手、オスカル・デレオーンが来日した。
 8月8日は東京で記者会見。1943年生まれとは思えない逞しい体つき(ツアーでどへ出かけてもウェイト・トレーニングを欠かさないそう)、未だ全盛と思える気力みなぎるデレオーンだった。
 ライブは東京を皮切りに9日からスタート。名古屋、大阪などを巡演し(途中ソウル公演をはさみ)18、19日は福岡のフェスティバル「イスラ・デ・サルサ」でトリをつとめる。
 短い時間だったが、記者会見では「還暦を迎えても、そのほとばしるエネルギーの秘密は?」という問いに、
「自分を好きになること。
 身体も自愛すること。当然、ドラッグをやらず、タバコもアルコールも。
 そして、できるときにセックスをすること」
 ……ということを、マジメに言ってました。
 男性通訳は真っ赤になってました。
 あのダイナミックなサルサ・オーケストラを、早く見たいものです(ライブ・レポートは後日)。

( 2007/08/09 )

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