7月21日(祝、月)、名護市・万国津梁館で開かれるフェスティバル「
海の日、サンゴの日」は、日を追うごとに規模が大きくなってきた。
沖縄随一のエイサー・チームからは園田子供会だけで最低100名のメンバーが来演することも決定。沖縄の音楽〜文化を代表する人たちが<サンゴの海を守りたい>をキーワードに、県下最高の施設に結集する。
数あるイベントの中で唯一有料となるのが、サミット・ホールで開かれる「
SAVE THE CORAL 2008 沖縄スペシャル・ライブ」(18:00〜)。
Beats21では、チケットの予約申し込みを受け付けます(周辺観光施設の3割引特典付/チケットを直接扱っている店舗も本文に紹介)。
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2008年7月21日(月、休) 開場17:30 開演18:00
会場:名護市・万国津梁館内「サミット・ホール」
入場料:3000円(税込)
*チケットの特典:万国津梁館カフェ・テラスのドリンク代、隣接するブセナ・リゾートの海中展望塔(通常大人1000円)と、グラス底ボート(通常大人1500円)の料金が3割引になる
席数:450(数に限りがあるので予約はお早めに)
出演と解説(文=藤田正):
沖縄音楽の最高峰、象徴的存在。映画『ナビィの恋』の出演ほかで全国的に知られるようになったが、最近はなかなかライブを見ることができなくなった。今回のライブは、特別な催し物だからと、何度も打ち合わせを繰り返しての文字通りの特別出演である。息子さんである登川仁志マネージャーによれば、「こういう若い人たちのライブに、オヤジはもう出ないと思います」とのこと。嗚呼、我らが誠仁先生の雄姿よ!
<りんけんバンド>
90年代以降の現代沖縄音楽をひっぱってきたバンドも、今年で結成30周年。沖縄県を象徴する万国津梁館「サミット・ホール」には、いつもとは異なる演出&セットで登場するとのこと。美しい上原知子の、あの歌声と、男たちのエネルギッシュなダンス&ボーカルが、このホールでどのように新しく変化するのだろうか。
<ガレッジセール>
「
SAVE THE CORAL 2008」の応援団長を進んで引き受けてくれているゴリと川田のふたり。沖縄に対する思いはただならぬものがあり、先日の記者会見当日には、そのマジな態度を見抜いた副知事から、(ゴリさんに向かって)「将来は知事になってくれんかね」という冗談とも思えぬ発言が飛び出した。万国津梁館での出演は、大人のウチナーンチュとして、沖縄の自然の大切さを熱く訴えるステージになりそうだ。もちろん「
SAVE THE CORAL 2008」の趣旨に賛同しての、ノー・ギャラ出演だ。
<久場政行 with Friends(園田エイサー)>
長くソンダのエイサーで活躍する名ボーカリスト、ユッキー兄が、このような独立したかたちでスポットライトを浴びるのは、おそらく初めてのこと。渋く、塩辛く、ストリートなノドを味わってほしい。故・照屋林助師による我らのテーマ・ソング「あんやんてぃんどう」を、ただいま練習中。そういえば、りんけんバンドは、園田エイサー直系のメンバーが多し、CDも一緒に作っている…となると、当夜はどうなるのか?
<よはな徹>
本島系の島唄で、今いちばん活躍しているのは、何といっても彼。映画出演は決まるわ、海外公演はあるわで、八面六臂の働きだ。「
SAVE THE CORAL 2008」のシリーズ・オープニング、3月5日(サンゴの日)の特別ライブもよなは徹だからこそできた、凄い内容だった。「
海の日、サンゴの日」の午後は、那覇シティ・アンサンブル(指揮・真栄城隆司)との共演コンサートがあり(無料)、夕方からは、このサミット・ホールで…はてさてどのあたりに徹君は登場するのか?
*このほか、特別参加が予定されています。
主催:万国津梁館、
SAVE THE CORAL 2008実行委員会
(株)アジマァ
協力:環境省
後援:沖縄県、沖縄県PTA連合会
問合せ:万国津梁館(tel 0980-53-3155)
SAVE THE CORAL 2008実行委(tel 03-3809-3606)
*沖縄ツーリストが、このフェスティバルやサンゴの植え付けなどを組み込んだ本土からの特別ツアーを販売しています。
(問合せ:沖縄ツーリスト東京支店 tel 03-3509-6311)
<チケットの取り扱い>
*沖縄=
高良レコード店(那覇市・国際通り) tel:098-863-3061
照屋楽器店(沖縄市中央・パークアベニュー)tel:098-937-3162
照屋林助三線店(沖縄市中央3) tel:098-937-6158
万国津梁館(名護市) tel:0980-53-3155
*東京=
沖縄ツーリスト東京支店(JR新橋駅前) tel:03-3509-6311
SAVE THE CORAL 2008実行委(JR田端駅) tel:03-3809-3606
「海の日、 サンゴの日」の概要