モンゴル800。「モンパチ」というニックネームでも親しまれる沖縄の人気ロック・バンド。
ベースとボーカルを担当する上江洌清作(うえず・きよさく、1981〜)を中心に、ギターの儀間崇(ぎま・たかし、1980〜)、ドラムの高里悟(たかざと・さとし、1980〜)で構成される。
1998年、浦添高校在学中に結成され、バンド活動と共に「新コメカミンA」と「START」を制作する。
99年12月にファースト・アルバム『Go On As You Are』をリリース、沖縄をベースにしたロック・バンドの中で最も注目される存在となる。
2001年9月、『Message』を発売し、インディーズにもかかわらず爆発的なヒットにした(2003年1月の時点で約250万枚の売り上げ)。このヒットは、いわゆるメジャー・レコード会社の存在意義をも揺るが歴史的な意味をも持つ。彼らに続いて沖縄本島中部出身のHY(エイチワイ)も2003年に、準インディーズながら、記録的なヒットを放っている(これに関連しては沖縄の「南西地域産業活性化センター」がまとめたレポートをとにした記事(「モンゴル800、安室奈美恵らは地元・沖縄に貢献しているか?」を参照のこと)。
2003年12月、シングル「ヨロコビノウタ」発売。
2004年3月、『百々』を発売。このアルバムの中には前作と同じように隠しトラックとして、古謝美佐子とよなは徹という島唄のアーティスト二人との共演も含まれている。