沖縄のロックを語る上で欠かすことのできないイベント「ピースフル・ラブ・ロック・フェスティバル」が、83年にその原型がスタートして以来、今年で20年目を迎える。
2002年7月6日と7日の2日間、沖縄市野外ステージで行なわれるフェスティバルには、200万枚という驚異的なセールスに到達しようとしている
モンゴル800(写真)や
HYも初日に登場する。
このイベントは、「
紫」のリユニオンのために企画されたものだった。第1回目は、サブタイトルに「
紫Why Now」と銘打ち、83年8月21日、恩納村・沖縄グランドパーク特設会場で開かれ、
コザ(現・沖縄市)を中心に一大勢力を誇った「
オキナワン・ロック」の低迷にカツを入れるためのものだったという。
現在は、出演するバンドの傾向も広がり、またオーディションによって選ばれたバンドがステージに登るなど、沖縄系ロックの登竜門としての地位も確立している。
20回目の主な出演者は、以下のとおり。
6日:零戦、オレンジレンジ、ザ・フッカーズ、地獄車、BLEACH、
HY、スカイメイツ、
モンゴル800ほか
7日:ワルツ、Kween、ジェット、かっちゃんバンド、
紫、
ディアマンテスほか
*問い合わせ:Peaceful Love Rock Fes.実行委(098-930-1184)