エルビス・プレスリーが1968年に吹き込んだ作品が、全英チャートでナンバー・ワンになった(2002年6月16日)。
この「A Little Less Conversation」は、プレスリー作品としては初めて
リミックスが許可されたもの。
リミックスはオランダの2人組「ジャンキー・XL」が担当している(彼らの名前は、エルビスのキャリアに相応しくないとの理由で、この作品では「JXL」と変更されている)。
サッカーのワールド・カップと同時進行して、ナイキがこの歌を世界的なキャンペーン・ソングとして使ったこともあり、発売前から生前のエルビスを知らない人たちからも関心を集め、大ヒット確実と言われていた。
これにより、プレスリーは
ビートルズを抜いて、過去45年の間でイギリスで最もチャート1位を獲得したアーティストとなった(総計18作品)。ちなみに彼にとって最初の全英ナンバー・ワンは「All Shook Up」(57年)、17番目は彼が77年に亡くなった直後に発売された「Way Down」。
なお18番目の「A Little Less Conversation」は、プレスリー作品としては初めて
リミックスが許可されたものでもある。