■Louis Armstrong
1901/08/04〜1971/07/06。
ニューオーリンズ生まれ。
コルネット、トランペット奏者。シンガー。
「サッチモ」(カバンのような大きな口)の愛称で知られた黒人ミュージシャン。ジャズの出発点において大きな足跡を遺し、後年、ダミ声のボーカルとその満面の笑みが、世界中の音楽ファンに愛された。
故郷の
ニューオーリンズで極貧の生活を送ったあと、10年代の終わりにコルネット奏者として頭角をあらわす。キッド・オーリー、キング・オリバーらのバンドを経て、フレッチャー・ヘンダーソン、シドニー・ベシシェ、ベシー・スミスらと共に歴史的なレコーディングに参加した。彼自身がリーダーとなったホット・ファイブ、ホット・セブンの録音も有名。ホット・ファイブのレコーディングでは、スキャット唱法を発明、これも彼のトレイドマークとなった。
シンガーとしては、「ハロー、ドリー!」(64年)、「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」などのヒット曲を持つ。