フォーク全盛の時代から活躍してきたベテラン・シンガー、ジョニ・ミッチェルがブルース・コバーンらと共にカナダ政府から「The Order Of Canada」を受けることになった（2002年７月８日付）。
「The Order Of Canada」は、1967年に設立され、カナダ出身者として輝かしい業績を残した各界の人物に授与されるもの。今回は、社会活動家としても知られるフォーク・シンガーのコバーンや、人気TV番組「サタデイ・ナイト・ライブ」の創設者であるローン・マイケルズなど計99名が受勲の対象となった。
　ジョニ・ミッチェルは1943年、サスカチュワンの生まれ。若い頃からフォーク・ソングを歌い始め、60年代後半から頭角を現わし「ボス・サイズ・ナウ」（68年）などのヒットを放った。これまで、キャロル・キングやアリサ・フランクリンなどと並ぶロック世代のアーティストとして高い評価を得てきた。
　写真は彼女の『Both Sides Now』。