元ビートルズのジョージ・ハリソンが脳腫瘍のため、スイスの病院で放射線治療を受けていることがわかった(2001年7月9日)。
弁護士を通じて彼は「私は快調です。そして私は報道機関によるレポートによって不必要な心配が広まってしまったことを残念に思います」というコメントを発表している。
ジョージ・ハリソンは今回の治療にあたり、イタリアに別荘を借り、そこから通院しながら5月から6月の約2ヶ月間、南スイスのOncology Instituteで治療を受けた。
病院側はジョージが脳腫瘍であるかどうかは認めていないが、担当医のFranco Cavalli医師によれば、すでに1ヶ月前に予定の治療は終了しており、それ以上の治療をすることはないと発表している。
ジョージは、これに先立つ2001年3月にアメリカのミネソタ州で肺ガンの手術を、97年には喉頭ガンの治療も受けている。
99年には、ロンドンの自宅に押し入った暴漢によって肺を刺されるという事件もあった。
(写真は、2001年1月に発売されて話題になった彼の
『All Things Must Pass:30th Anniversary Edition』)