すでにスポーツ紙などで取り上げられているが、大阪・守口市出身のガール・グループ、Sista Five(シスタ・ファイブ)がデビュー・アルバムをリリースした(2006年12月6日)。
彼女たちは韓国国籍を持つ5人組で、現時点では家業である韓国家庭料理(&お好み焼き)店を切り盛りしている。
ブエナ・ビスタの「Chan Chan」から、金井克子の「他人の関係」(1973年)のカバー…これがLatin'R&Bモードで悪くない!…まで、いったい何を狙ってるんだ? という不気味な選曲がとても気になるのだった。
プロフィールによれば彼女たちは「2004年のBest of Auditionに当時まだ高校生だった末娘のAkieも入れて5人メンバーで参加。結果は1万2千人の中から決勝進出の14組の中に選ばれ、審査員特別賞を受賞」…というのが出発点のようだ。
アルバム『Viva! Musica』は、先の「他人の関係」Latin'R&Bバージョン(=「B ur Girl〜他人の関係〜」)を筆頭に、ブラック系のコーラス・グループのようでありながら、収録の8曲すべてにキューバン、
サルソウルなど
ラテン・ダンスのアレンジがなされているのが…そういえば「こういうガール・グループってなかったな〜」の新鮮味なのだ。
Sista Five、歌謡界のど真ん中で、がんばってちょーだい。
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『Viva! Musica』