■Compay Segundo
1907〜2003。
キューバのシンガー。
彼が90歳の時、
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブによって脚光を浴びた人物。本来はトリオ・マタモロス、シンド・ガライといった「ソン」の時代のシンガーだった。
キューバ革命以前には歌手として活動したが、カストロ革命政権の樹立後にはサトウキビ畑の農夫となった。1996年、アメリカのミュージシャン、
ライ・クーダーによって見出され、ソシアル・クラブの象徴的な存在となった。日本では、元気いっぱいの老人としてアイドル扱いされたこともあり、沖縄の
登川誠仁などと同じように話題となった。
『Calle Salud』(1999年)、『Las Flores de la Vida』(2000年)、 『La Trova Cubana』(2001年)などのソロ・アルバムがある。
(July,2003)