1999年12月にニューヨークのクラブで発生した発砲事件で、銃の不法所持と買収容疑で起訴されていた、ラッパー/プロデューサーの
ショーン・パフィ・コムズSean "Puffy" Combs (写真)の無罪が、2001年3月16日にニューヨーク州地裁陪審で下された。アメリカのポップ・ミュージックを代表するミュージシャンが、3名の負傷者を出した事件で刑務所送りになるのではないかと連日のように報道されていたが、これで一応の幕となる。
パフィ・コムズは、1)他者を狙うために弾丸を装填した銃を所持したこと、2)仕事場あるいは自宅以外で弾丸を装填した銃を所持したこと、3)有利な証言を得ようと現金および宝石によって目撃者を買収しようとしたこと、以上の3件で起訴されていた。
なお、同じく陪審にかけられていたラッパーの
シャインJamal "Shyne" Barrow は、暴行と銃の不法所持で有罪となったものの、最も重い殺人未遂の罪では無罪。
コムズと同行していたボディガードのアンソニー・ジョーンズも無罪。