沖縄出身の個性的なロック・シンガー、
Coccoが、2001年2月21日の新聞(朝刊)に全面広告を出し、活動中止を発表した。文面には<
Coccoは4月18日発売の4thアルバム「サングローズ」をもって活動を休止致します。>とあり、理由については一切ふれていない。21日は、沖縄限定CD&ビデオと、全国発売のシングル「羽根」の発売日でもある。(写真は、朝日新聞)。
この発表に先立ち、彼女は2月1日付の『琉球新報』(朝刊)に全面広告を出し、めんめんと沖縄への愛を語り、そして沖縄限定のシングルCDとビデオ「風化風葬」を2月21日に発売することを伝えていた。特異なエネルギーを持った彼女の歌が、沖縄を抜きにしてはできなかったと語るその文面からは、すでに、人気シンガーが何か重大な決心をしているらしきことが、ほの見えていた。
Coccoが沖縄で出した広告の全文面は、本誌2月2日付けのNewsに掲載されている。