マイケル・ジャクソンの新作『
Invincible』の売れ行きが順調でないのは、レコード会社に責任があるとして、2002年7月6日、ファンたちがニューヨークのソニー・ミュージック社前で抗議のデモを行なう。
主催するのはThe Michael Jackson Fan Clubを中心とした複数のファン組織。彼らは「インビンシブル・キャンペーン」として、マイケルに対する会社側の扱いが酷いとして、ソニー系列の映画や音楽ほかをボイコットするように訴える。
ソニー側は、こういう行動はとても悲しいことだとのコメントを発表している。
ファンたちはその後、同市のウェブスター・ホールで、ソロ活動30周年を祝うイベントを開催。イベントにはマイケル自身も顔を見せる予定で、ファンの活動としては大掛かりなキャンペーンとなる模様だ。
ジャクソンはエピック/ソニーとレコーディング契約を解消すると言われており、彼が中心になった「
米・同時多発テロ」のチャリティ・シングル「What More Can I Give」も同社は現時点で発売を見合わせている。両者の関係は冷たくなっているようだ。