このコンサートは、そういったヒーローを称えるものだ。コンサートができてすごく誇りに思う。これは消防士を含む犠牲者の遺族のためになるだろう。第二次世界大戦中、僕の父が
リバプールのボランティア消防士だったこともあって、消防士とはつながりを感じているんだ。
だから、連帯感を示すためにこのベネフィット・コンサートを開こうと思う。僕たちの生き方に賛成しない人々がいるかもしれないけど、この攻撃は一線を越えている。これは絶対にしてはいけないものだ。テロを行なった者に、僕たちはこのまま我慢するわけにはいかない、というのを見せてやらなければならない。皆が立ち上がって、何かをすべきだ。僕は消防士にはなれないけど、コンサートはできる。つらい夜になるだろうけど、開催する必要があるし、犠牲者の遺族のために資金集めの手助けをしたいと思う。