アメリカの４大ネットワークが主体となって行なわれた、米・同時多発テロ犠牲者追悼チャリティ番組のライブCDが発売された（2001年12月12日）。
　ブルース・スプリングスティーン、U2、ニール・ヤング、セリーヌ・ディオンら世界的なポップ・スターを集めたこの２枚組は、相当にクオリティが高く、それだけに音楽と社会との関わり、政治的プロパガンダといった問題を考えさせる作品となっている。
　以下はプレス・シートから。

　米同時多発テロが起きた2001年９月11日の10日後、テロ事件の犠牲になった方々の家族、そして被害にあった全てを支援し、そしてその大惨事から立ちなおるべく、４大テレビ・ネットワーク（CBS, NBC, ABC, Fox）が一致団結しチャリティー番組“America; A Tribute To Heroes”「アメリカ：ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ」を企画・制作し、放送しました。
　アメリカでの視聴率は65％を記録（約６千万人）。世界では200ものTVネットワークで放送されました（尚、インターネットでも同時放送されました）
　アメリカで８千ものラジオ局で同時中継。世界では約150国がラジオ中継。

　歌などを通じてアメリカ全土を希望と激励で盛り上げようと言う趣旨のもと映画、テレビ、音楽、スポーツの各界のスターが集まった。
　番組に出演した21組の全てのアーティストのパフォーマンスをこのチャリティー・アルバムに収録。
　ブルース・スプリングスティーン、U2、ニール・ヤング、アリシア・キーズ、リンプ・ビズキット、マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、ウィリー・ネルソン等々、ジャンルや世代を越えて、このライヴの為にビッグ・アーティスト達が集結：集まったアーティストの顔ぶれの凄さは勿論、通常では絶対に聴くことの出来ない名曲のライヴ・ヴァージョン、アーティストによるカヴァーやコラボレーションは息をのむ程の素晴らしさです。
　

関連サイト：