オキナワン・ロック[沖縄]
 1960年代、米軍基地の圧倒的な影響下にあったコザ(現・沖縄市)などを中心に、米兵相手の地元ロック・バンドが発生した。64年に結成された川満勝弘、喜屋武(きゃん)幸雄によるらウィスパーズがその草分けで、彼らは基地の外としては沖縄初のロック・コンサートを開いた。以後、キャナビス、紫、コンディション・グリーン、コトブキ、メデューサなどが結成され、そのハードで生々しいサウンドは、70年代、本土ロック界にもショックを与えた。上記二者ほか、ジョージ紫、宮永英一、マリー(withメデューサ)らが中心。88年には、元・紫の城間俊雄・正男兄弟によるアイランドが「ステイ・ウィズ・ミー」を全国ヒットさせた。彼らの中核メンバーは、沖縄県ロック協会を創立するなど、現在も活動を続ける。なお「オキナワン・ロック」という言葉は、彼ら旧コザ市を中心としたミュージシャンを指す時と、沖縄のロックを総称する場合とがある。

( 2001/05/12 )

銘苅子(めかるしぃ)[沖縄]
奥山の牡丹[沖縄]
大交易時代(だいこうえきじだい)[沖縄]
泊阿嘉(とぅまいあか)[沖縄]
組踊五番(くみうどぅいぐばん)[沖縄]
組踊(くみうどぅい)[沖縄]
ニ童敵討(にどうてきうち)[沖縄]
沖縄県ロック協会[沖縄]
マルフク・レコード(丸福レコード)[沖縄]
命の祝事(ぬちぬすーじ)[沖縄]
琉球民謡保存会[沖縄]
執心鐘入(しゅうしんかねいり)[沖縄]
笑築過激団(しょうちくかげきだん)[沖縄]
竹中労(たけなか・ろう)
女物狂(おんなものぐるい)[沖縄]
野村流[沖縄]
命どぅ宝(ぬちどぅたから)[沖縄]
パーランクー[沖縄]
ヌーバレー[沖縄]
花売の縁(はなうりぬゐん)[沖縄]
人頭税(にんとうぜい)[沖縄]
ニライ・カナイ[沖縄]
爬龍(はーりー)[沖縄]
ライ(アラブ)
二才踊(にせーうどぅい)[沖縄]
長者の大主(ちょうじゃぬうふしゅ)[沖縄]
種子取(たなどぅい)[沖縄]
七夕(たなばた)[沖縄]
湛水流(たんすいりゅう)[沖縄]
筑紫哲也(ちくし・てつや)
オキナワン・ロック
オキナワン・ロック[沖縄]
2枚組アンソロジー『オキナワン・ハード・ロック・レジェンドリー』
20年目を迎えた沖縄の「ピースフル・ラブ・ロック・フェスティバル」
コザ[沖縄]
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