昨年の8月、バハマのアバコ島でアリーヤを乗せた飛行機の墜落事件を調べている関係当局(Bahamas Department of Civil Aviation)が、飛行士の尿からコカイン、胃から少量のアルコールを検出したと、16日に発表した(2002年7月18日付)。
死亡した飛行士のルイス・アントニオ・モラーレス(30歳)が、クラック所持により、事故の12日前に3年の執行猶予の判決を受けたばかりだった。また、墜落した飛行機は燃料系統の修理点検を以前より当局によって指摘されていたにもかかわらず、これを行なわず、今回の調査では燃料フィルターの腐食と微粒子の付着が発見されている。
このような「危険な飛行機」に、なぜアリーヤたちを乗せたのかが疑問視されており、すでにこの5月には彼女の両親がバージン・レコードほかを相手取って訴訟を起こしている。