日本でも人気が高く、新作『Aaliyah 』(写真)を発売ばかりのR&Bシンガー、アリーヤが、2001年8月25日(日本時間26日午前7時)、バハマのアバコ島で亡くなった。
彼女が乗ったセスナ機が同島を離陸しようとしたが墜落、炎上したもの。乗客・乗員の全員、9名が命を落とした。 アリーヤはビデオ・クリップを製作するために来島し、マーシュ・ハーバー空港を離れフロリダへ向かおうとした直後、事故に遭った。
彼女は映画『マトリックス(続編)』でもキアヌ・リーブスとの共演が決まっており、これから大きく羽ばたく直前の事故だった。事故原因は不明。 アリーヤは小さい頃から舞台で活躍、その後、14歳の時にアルバム『Age Ain't Nothing But A Number』(ジャイブ)でデビュー。スター・シンガーの仲間入りを果たした。プロデューサーであったR・ケリーとの公私にわたる深い関係でも知られたが、ケリーと別れたのち、レーベルを移籍、映画『Romeo Must Die』の演技でも認められた。