そして1997年3月、トゥパックらデス・ロウ一派と敵対関係にあるとされたニューヨークのノートリアスB.I.G.が銃弾に倒れる。
この暗殺は、塀の向こう側にいるナイトによる命令で行なわれたと世間ではウワサされ、FBIほかの捜査当局もトゥパックとノートリアスの死の背後にいると目された彼の闇の部分の洗い出しにかかった。
しかしながら、税法上の違反を除けば、この5年間、なに一つ重罪の証拠となるものは発見できなかった。
ナイトは、こういった経緯に関して「(何かと騒ぎ立てる)メディアによる人種差別である」とし、同じことがハリウッドの白人のお偉いさんに起こったらその対応はまるで違ったものになったであろうとコメントを寄せている。
なお、
TLCのリサ・ロペス(写真)は、ナイトのダ・ロウとソロ契約をしたばかりで、名前も「N.I.N.A.(New Identity Non-Applicable)」と代えるという。