テロリストによって破壊されたニューヨークの
世界貿易センタービルの惨劇を、当地に住まいする
坂本龍一も自宅から目撃していた。
坂本自身が主催するホームページに、その写真、彼の文章が記載されている。
地雷撲滅を訴えるなど、ミュージシャンとして世界平和〜環境問題に積極的に取り組んでいる坂本だが、彼はその文中で「暴力では何も解決されないのだが」と記している。
以下は、彼の文章から(一部):
「朝起きて、TVでWTCへのテロを知った。しばらくTVを見ていたが、7th Avenueに出て写真を撮った。これがその写真です。自宅の屋根からも煙が上がっているのを見た。
午後、また通りに出た。病院の前には、たくさんの担架と医師や看護婦、それに輸血用の血を提供するドナーの列。ドナーを他の病院へ輸送するために、市バスが通りに列をなしていた。たくさんの消防士、警察官が死んだようだ。もちろん、飛行機の乗客やビルにいた人たちも。ビルから飛びおりた人もたくさんいたようだ。TVで映像を流していた。これは戦争だ」(写真は sitesakamoto.com から )
坂本龍一のホームページ:
http://www.sitesakamoto.com/