U2のボノが、ジェノバ・サミット会期中の2001年7月20日のデモ隊に死者が出た騒乱事件について、「私は怒っている」と発言した。
ボノは、ボブ・ゲルドフらと共にこの先進国首脳会議(G8)に併せてジェノバ入りし、最貧国の負債帳消を求める「Drop The Debt」のキャンペーンに参加しており、当事者の一人だった。
ノボのコメントは以下のとおり。
「私は怒っている。自分のコブシでテーブルを叩くのはいい、だがそれをあなたに反対している人の顔にぶつけるのは許せない。それは、あなたが異議を申し立てる者であろうと、警官であろうとだ。(「Drop The Debt」のキャンペーンに関連して、この騒乱は)裕福な国の指導者とアフリカの各国指導者が対話の席に座る一日を、ぶち壊しにしまった」