2001年、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の飛行機内で泥酔し大暴れしたとして逮捕された
R.E.M.のギタリスト、ピーター・バックに対してロンドンの裁判所は無罪の評決を下した(2002年4月5日)。
訴状によれば、バックは2001年4月にロンドンで行なわれた
ネルソン・マンデーラのコンサート出演のために、シアトルから(BA)機に乗り込み粗暴な行為をはたらいたとされる。彼は15杯のワインを飲んだのち泥酔状態に陥り、器物を破損させ乗務員に乱暴し、また非常口を開けようとしたという。
彼はヒースロー空港で逮捕され、その時に「この出来事を申し訳なく思い、また大変に恥ずかしいことだ」と声明文を出したが、裁判における弁護側は、彼の行動はアルコールと共に服用した睡眠薬のせいであると主張していた。
R.E.M.の中心人物であるマイケル・スタイプや、長年の友人である友人の
ボノ(U2)も証言台に立ち彼を弁護したことで、イギリスやアメリカでも陪審がどのような判断を下すか大きな関心を集めていた。