本島・石川市出身の4人姉妹。歌が抜群に上手くダンスも可愛いという、文句なしのステージで大人気を呼んだグループ。でいご娘、糸満ヤカラーズ、ネーネーズら、沖縄ガール・グループの原点。伊波(いは)貞子(1947年〜)、久美子(48年〜)、みどり(50年〜)、智恵子(52年〜)がメンバーで、結成された60年当時は、年長の貞子でさえ13歳だった。4人に名前を付け舞台に上げたのは小那覇舞天。四姉妹は「ちんぬくじゅうしい」などのヒットを飛ばし、普久原恒勇の下で鍛えられた。74年に解散。伊波貞子と伊波智恵子はソロ・シンガーとして高い評価を得ている。伊波みどりは「とりみとり」の名前で「肝がなさ節」など書いた作詞家。