アフリカン・ポップの中でも孤高の存在だったフェラ・クティのアルバムが、日本盤として発売されることになった。その数、なんと52タイトル（！）が、基本的に２in１としてまとめられリリースされる。名作として知られる『イエロー・フィーヴァー』（写真）、『ゾンビ』などはもちろん、初期のクーラ・ロビトス時代の珍しい録音もシリーズに加わり、これまでにない充実したラインナップだ。
　ユニバーサルから１月12日に発売されるのは、『Yellow Fever/Na Poi』『Expensive Shit/He Miss Road』『Shakara/London Scene』ほか13枚のCDだ。
　２月９日に発売されるのは、『Open And Close/Afrodisiac』『Unnecessary Begging』『Koola Labitos '64-'68/The '69 L.A.Sessions』ほか13枚。
　またアメリカ、イギリスでは、フェラの功績を多方面から検証するイベント「Black President: The Art and Legacy of Fela Anikulapo-Kuti」が始まっている。　　
　
「Black President: The Art and Legacy of Fela Anikulapo-Kuti」 http://www.felaproject.net/