2001年1月7日、マイアミにある自宅で首吊り自殺をはかった
フィーダーのドラマー、ジョン・リーさんが死に至る原因は、妻であるタチアナさんとの確執にあったようだ。
マイアミの警察当局は、このような見解を発表した。
当局の発表によれば、ジョン・リーさんは自宅ガレージの垂木(たるき)に犬用のチェーンを巻き自殺を図っている。遺書は2通発見されており、1通はシャツにピン止めしたもの、もう1通はガレージのドアに指し込んであった。リーさんが自殺する直前、彼は妻に別れの電話をかけたことがわかった。
彼が死を選択したのは、人気が出てきた
フィーダーは長くツアーに出ることが多く、そのためにリー夫婦には喧嘩が絶えなかったことが伏線にあるとされる。夫にとってみれば、マイアミ暮らしをやめて故郷であるイギリスのウェールズに帰りたく、また妻の不誠実な態度に絶えられなくなっていたと警察は見ている。
首吊り自殺は、夫であるジョン・リーさんにとっては妻に対する最後の「メッセージ」だったようだ。
フィーダーは「バック・ロジャーズ」などのヒットで知られ、ベーシストにタカ・ヒロセが在籍していることで日本でも認知度が高いバンドだった。