日本語ロックの草分けである「はっぴいえんど」や、
岡林信康、
赤い鳥ほか、60年代末から70年代のフォーク〜ロックを牽引してきたURCレコードの諸作品が、その主な販売元であった東芝EMIのカタログから近々に消えることがわかった。
URCの原盤を持つシンコー・ミュージックと東芝EMIとの契約が切れるのが主な理由とされているが、次の契約先がどことなるかは未定。
東芝EMIは、ほかにも五つの赤い風船、
高田渡、遠藤賢司らのURC復刻盤を出してきたが、すでに
赤い鳥の「
竹田の子守唄」が入ったオムニバスは入手できない状態になっている。
日本のフォーク〜ロックの基礎をなしたシングルやアルバムが簡単に聞けなくなるのは残念であり、さっそくタワー・レコードなどでは旧作の買い置きを始めている。
写真は、はっぴいえんどの2枚目『風街ろまん』(東芝EMI)。