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Virgin/東芝EMI |
70年代、パンク・ロックの象徴だったセックス・ピストルズが再結成される。
デビュー当時、エリザベス女王の肖像をズタズタにしたデザイン(写真)で大きな話題をさらった彼らだが、女王の戴冠50周年となる2003年に、再びジョン・ライドン(元ジョニー・ロットン)らが集まるという。
皇室を皮肉った「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」で彼らがデビューしたのは1977年6月。この時は、女王の戴冠25周年にあたり、皇室で華やかな式典が行なわれた直後のデビューだった。セックス・ピストルズは、この戴冠記念日にひっかけてロンドンの市中を流れるテムズ川のボート上でライブをおこない(同年6月3日)、メンバー全員、そして彼らのマネージャーとして名を馳せたマルコム・マクラーレンらが逮捕されたが、これもパンク・ロックの始まりを告げる「イベント」として話題を呼んだ。
今回の再結成のライブも、2002年6月3日に予定されている(場所は未定)。
セックス・ピストルズの再結成は96年以来、2度目。ただ、演奏力が心配されている。
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