ソウルの大物、レイ・チャールズの伝記フィルムが制作に
Rhino 71722
 「ホワッド・アイ・セイ」ほかのヒットにより、R&B〜ソウルの土台を築いてきたレイ・チャールズの伝記フィルムが作られることにった。
 タイトルは『Unchain My Heart: The Ray Charles Story』。制作を行なうクルセイダー・エンタテインメントによれば、2001年の秋から撮影に入る。緑内障によって7歳で失明し、16歳から麻薬に溺れたことなど、彼の歴史の影の部分にも焦点が当てられるという。
 レイ・チャールズ(本名、Ray Charles Robinson)は、1930年9月23日、ジョージア州アルバニーに生まれている。ジャッキー・ウィルソンやサム・クックと並ぶ、ソウル時代の草分け的な大物であり、長く第一線で活躍してきた。1940年代から50年代の半ばにかけては、ナット・キング・コールのようなバラード・タイプから泥臭いブルースまで幅広く手がけていたが、55年にアトランティックから「アイ・ガット・ア・ウーマン」でヒットを飛ばす頃にはゴルペルをルーツにしたスタイルに狙いを絞り、新時代を切り広げる大きな存在となった。(写真は、『The Best of Ray Charles 』)。
 

( 2001/04/09 )

好評発売中! 『ブルースの百年』 by 藤田正&中村政利
2015年2月6日 発売! 「ボブ・マーリー よみがえるレゲエ・レジェンド」
ウィリー・ナガサキ CD『MIDNIGHT RUMBA』発売記念スペシャル・ライブ!
第4回「コザ・てるりん祭」の内容、決定!
スペシャル・ラテン・ナイト! ウィリー・ナガサキ&コンボ・インぺリアル
ウィリー・ナガサキ 5月の東京Live決定
ウィリー・ナガサキ「サンタナ・ナイト」in 博多
ウィリー・ナガサキ&コンボ・インペリアル:vol.4 は4月18日
第3回コザ・てるりん祭、4月4日に開催:
アルベルト城間と河村要助の世界:「”ラテン”で繋がるぼくらの友情」展
レイ・チャールズ
60年代ソウルとオーティス・レディング
アーメット・アーティガンとブラザー・レイ:その歴史的出会い
ソウルの大物、レイ・チャールズの伝記フィルムが制作に
大城志津子とレイ・チャールズ
シナトラの黒人友好は見せかけ:クインシー・ジョーンズが自伝本&CDを発売
エリック・クラプトンの新作は3月13日/亡くなったオジに捧げた作品
ローマの遺跡「コロッセウム」で初めての音楽会を開催
アトランティック・レコードの創設者、アーメット・アーティガンさんが亡くなる
The History Of James Brown:アメリカ音楽史とともにJBが歩んだ軌跡
表紙へ戻る