ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズら、元
レッド・ツェッペリンの3人が、かつて彼らが所属していたアトランティック・レコードを相手取って訴訟を起こした(2002年3月)。
訴状によれば3人は、「胸いっぱいの愛を」「天国への階段」ほか、歴史的な名作をふくむ全盛期の作品42曲の印税に関して、支払われるべき金額の4分の1しか受け取っていないと主張している。
この訴えに対しアトランティック側は、3月26日、同問題を解決する過程にある、とのみ応えている。
レッド・ツェッペリンは69年から79年の間に、8枚のスタジオ盤、1枚のライブを制作した。しかし80年9月、ドラマーのジョン・ボーナムが泥酔のすえ嘔吐物をノドに詰まらせて死亡したため、バンドは同年12月に解散した。
ロック史の中で大きな位置を占めるツェッペリンだけに、もしこの訴えが通ればアトランティックは巨額な支払いをしなくてはならなくなる。
写真は上記2曲が入ったベスト盤『EARLY DAYS:ベスト・オブ・
レッド・ツェッペリンVOL.1』(Atlantic/Warner)。