八重山・石垣島出身の若手シンガーが多いのも、今回の特色だ。『ビギンの島唄』で現代の「島唄」を世に問うたBEGIN。彼らの作曲、森山良子作詞で話題の「涙(なだ)そうそう」をうたう夏川りみ。そして、孤高の男のエロチシズム・大島保克もうたう。
こういったラインナップに、島の香りを巧みにポップスに乗せる普天間かおりも登場する。本島系島唄の注目の若手、與那覇徹(よなは・とおる/全島ナークニー大会優秀歌唱賞受賞者)もいる。もちろん、父・林昌さんの遺志を継ぐ、嘉手苅林次も舞台に上る。
奄美からは、貴島康男。貴島は若手だが、鹿児島県民謡王座決定戦「青年の部」で3年連続の優勝者というツワモノだ。
司会は、元りんけんバンドの…いやいや、今や沖縄を代表する若手タレント/俳優として評価の高い藤木勇人(NHK「ちゅらさん」)である。
この、ラインナップ。カチャーシーの「アッチャメー小(ぐわー)」の文句ではないが、今年も琉フェス、夜が明けて太陽の上がるまで踊れ、ということなのだろうか。
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琉球フェスティバル2001:
*10月7日(日)大阪城野外音楽堂 15:00開演
指定席6000円、芝生自由5500円(雨天決行)
問い合わせ:H.I.P.大阪(06-6362-7301)
*10月8日(祝)日比谷野外音楽堂 16:30開演
全席指定6300円(雨天決行)
問い合わせ:M&Iカンパニー(03-5453-8899)