夜が明けて太陽の上がるまで…「琉球フェスティバル2001」開催
H.I.P.大阪
 2001年10月、恒例の「琉球フェスティバル」が開かれる。7日(日)は大阪野城外音楽堂、8日(祝)は日比谷野外音楽堂で。
 出演は喜納昌吉&チャンプルーズ、山里勇吉古謝美佐子といった大物から、奄美の貴島康男、コザの注目株、與那覇徹ら、なかなかにユニークなラインナップとなっている。
 このほかの主な出演者:喜納昌永ディアマンテス、BEGIN、大島保克、普天間かおり(8日のみ)。司会、藤木勇人。
 料金、問い合わせは、この記事の最終ページに。
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「夜が明けて太陽の上がるまで踊れ」(藤田正・Beats21によるチラシ推薦文)
 2001年の「琉球フェスティバル」である。
 出演者にこれまでとはずいぶんと変化が見られる、大きな、「祝いの宴」である。
 10月8日だから、旧暦の8月22日。寒露。私たちは、日が暮れてきた日比谷野音で、ビルの向こうに上る下弦の月を待ちながら、たっぷりと三線の音に酔うことになる。
H.I.P.大阪
 出演メンバーには喜納昌吉がいる。そして彼のお父さんの昌永さんがいる。沖縄の「荒ぶる神」と、優しさあふれる父の三線。そんな両者の鮮やかなコントラスト。今年は昌永さんの往年の復刻CDも話題になっている。早く、その姿が見たい。
 八重山歌謡に山里勇吉あり。なんと、勇吉さんは今回が初登場である。丸く、太く、おおきな八重山の歌を聴くのであれば、このシンガーをおいてない。映画『ナビィの恋』で、やたらと歌の上手な仮面男を演じた大人(たいじん)が、初めてその顔、姿を見せるのだ。
 長く待たれたソロ作品『天架ける橋』が、鳥肌が立つような名盤だった…むろん、古謝美佐子のことである。歌は心を映すカガミ。沖縄の母、島の女の気高さを、私は古謝美佐子(写真)に感じている。
 夏前に新作『Libre』を発売したばかりのディアマンテスもいる。新しい編成で、新しい構成で、彼らは沖縄ポテンシャル・エナジーの在り処をうたい上げる。
 八重山・石垣島出身の若手シンガーが多いのも、今回の特色だ。『ビギンの島唄』で現代の「島唄」を世に問うたBEGIN。彼らの作曲、森山良子作詞で話題の「涙(なだ)そうそう」をうたう夏川りみ。そして、孤高の男のエロチシズム・大島保克もうたう。
 こういったラインナップに、島の香りを巧みにポップスに乗せる普天間かおりも登場する。本島系島唄の注目の若手、與那覇徹(よなは・とおる/全島ナークニー大会優秀歌唱賞受賞者)もいる。もちろん、父・林昌さんの遺志を継ぐ、嘉手苅林次も舞台に上る。
 奄美からは、貴島康男。貴島は若手だが、鹿児島県民謡王座決定戦「青年の部」で3年連続の優勝者というツワモノだ。
 司会は、元りんけんバンドの…いやいや、今や沖縄を代表する若手タレント/俳優として評価の高い藤木勇人(NHK「ちゅらさん」)である。
 この、ラインナップ。カチャーシーの「アッチャメー小(ぐわー)」の文句ではないが、今年も琉フェス、夜が明けて太陽の上がるまで踊れ、ということなのだろうか。
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琉球フェスティバル2001:
*10月7日(日)大阪城野外音楽堂 15:00開演
 指定席6000円、芝生自由5500円(雨天決行)
 問い合わせ:H.I.P.大阪(06-6362-7301)
*10月8日(祝)日比谷野外音楽堂 16:30開演
 全席指定6300円(雨天決行)
 問い合わせ:M&Iカンパニー(03-5453-8899)

( 2001/09/13 )

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