■Chico O'Farrill
ディジ・ガレスピーやチャーリー・パーカーなどと共に「アフロ・キューバン・ジャズ」をクリエイトとしたアレンジャー、バンド・リーダー。
1921年10月28日〜2001年6月27日。キューバのハバナの出身。
48年にニューヨークへ向かい、ベニー・グッドマンやスタン・ケントンらにキューバン・ラテンのテイストを活かした曲を提供する。特にマチートの「Afro-Cuban Jazz Suite」は時代を画する名作として有名。また彼自身の名義となる大作『Cuban Blues』などでもその才能を発揮した。
その後、長くテレビ関連の仕事が中心となっていたが、95年の『Pure Emotion』がグラミー賞候補となった。99年の『ハート・オブ・ア・レジェンド』も同賞候補に。
(July,2001)